Woman

大切な乳房を守るために

女性三人

早く、そして正確に

今、女性たちの間で乳がんがますます増えています。実に、成人女性の12人に1人が乳がんになると言われており、そうなってくると重要になって来るのが乳がん検診です。乳がんは早期発見できれば確実に治療することができるのです。従来、一般的な乳がん検診には触診、マンモグラフィ、エコーなどがありましたが、いずれも腫瘍の大きさがある程度大きくならないと、発見できませんでした。マンモグラフィでさえ、5mmから1cmの大きさにならないと、確認できません。そこへ登場したのが、PEMです。これは、PETを乳がん検診に特化したもので、陽電子の力を借りて1.5mmから腫瘍を発見することができるのです。まだまだ一般的とは言えませんが、今後はこうした、より早期に発見できる検査法が乳がん検診において主流を占める時代が来るのではないでしょうか。女性にとって、乳房は象徴的な存在と言えます。より確実な乳がん検診で、大切な乳房を守りたいものです。

検査法にも得意・不得意

女性の敵、乳がんを正確な早期発見に導いてくれるPEMですが、一般的な検査法とは言えず、まだまだ高額の自費診療になるところがネックです。一般的な乳がん検診で行われる検査も、それぞれに得意・不得意分野があり、その特徴をつかんだうえで受けることが大切です。触診は古典的な方法ですが、最も手軽に受けられますし、自分でも行うことができる点が利点です。自分でしこりを見つけて、病院で検査を受けたら乳がんが分かった、という女性も少なくありません。ただし、ある程度腫瘍が大きくならないと、見つけることは難しいでしょう。マンモグラフィやエコーは、確かに触診よりは小さな腫瘍を発見できますが、撮影したり、判断したりする医師の技術も関係してきます。乳腺外来など専門のクリニックで乳がん検診は受けた方がいいでしょう。以上のように、一つの検査で陰性だからと安心せず、いくつかの検査を組み合わせたり、受ける場所を選ぶことで、より正確な結果を得ることができるのです。自分の身体は自分で守る、やはりこまめに乳がん検診を受けることが、最も重要なポイントなのでしょう。